郷土資料館日誌

「たかはた検定（高畠町郷土能力検定）」は、私たちの郷土である高畠町のことをどれだけ熟知しているか、その理解度を（郷土能力）を測定する検定です。 　　　　　　　　　　 　 この検定には次のような思いと願いが込められてい す 。 私たちは地域社会の中で生きています。家族を基本単位としながら、それぞれの集落や町内会、そして行政自治体の中で互いに支え合いながら暮らしています。その暮らしの土台には昔から培われてきた高畠の風土が深く関わっています。したがって、高畠の歴史や暮らしぶりを知ることは、現在の私たちの原点に触れることであり、町民としての未来の生き方につながる大切なことです。高畠人としての知識と誇りを身につけ、豊かな心で毎日を過ごしてもらいたいと思い、この検定を始めることにしました。 　検定問題は3級からスタートして名人まで6階級です。ぜひ、ご来館の上、検定を受検してください。 　

昨日より企画展が始まりました。高畠町内旧中学校の部活動の記録展です。懐かしの写真がパネルになっています。 東京オリンピック出場の伊澤まき子さんの中学時代の記録も展示してあります。 多数のおいでをお待ちしております。

今年度の企画展示は昨年度の中学校統合記念の第2弾で、中学校部活展を開催いたします。高畠町内の中学校の歴史と部活動・クラブ活動について展示をいたします。懐かしい写真も多数あります。東京オリンピックに出場した伊澤まき子さんの中学時代の資料も特別に展示いたします。 ８月より、土日も開館いたします（月曜休館）。なお、高校生以下無料です。大人は100円です。

環境省希少野生植物種保存推進員の方が来館し、レッドデータブックに載っている二井宿峠に自生する絶滅危惧種についてお話しされました。 １，コウグイスカグラ・・・・自生確認 ２，サナギイチゴ・・・・・・自生確認 ３，ハシドイ・・・・・・・・自生確認 ４，チョウセンゴミシ・・・・自生確認 ５，イワカラマツ・・・・・・未確認　　　 　　　　→　http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/riben/kinpou/iwakara.html　 ６，ホタルサイコ・・・・・・未確認 　　　　→　http://www.okadanouen.com/zukan/hotarusaiko.html　 ７，ツクシハギ　・・・・・・未確認 　　　　→　http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/tsukusihagi/tsukusihagi.htm　 イワカラマツ、ホタルサイコ、ツクシハギを見かけましたら郷土資料館までお知らせ下さい。

国道沿いに案内看板がつきました。これを目印にどうぞおいで下さい。

あいにくの雨降りになりましたが、和田小学校３年生の子供たちが元気に来館しました。どの子も展示品を見て「すごい、すごい」と感激してくれました。資料館に勤めていて嬉しくなる瞬間でした。  

高畠町郷土資料館の隣にある安久津八幡宮の池のハスの花が満開になりました。どうぞおいで下さい。

亀岡の大聖寺に安置されている菩薩像3体の文化庁文化財調査官による調査がありました。いずれも鎌倉時代のものといわれています。 寄木造漆箔像の聖観世音菩薩立像(県指定)の撮影の様子

昨日は安久津八幡宮の春の例大祭があり、巫女の舞が行われました。80年前から始まった舞だそうです。天気もよく、桜の花びらが舞うような華やかさがありました。 郷土資料館にはたくさんの入館者がありました。日本各地から来館して下さっているようです。高畠の様子を県外の人から見ていただけることもうれしいのですが、もっと地元の方にも自分の住んでいる郷土の理解を深めてもらいたいと思います。 明日はこどもの日で入館料が無料です。

今日は花曇りの空模様の中、桜はほぼ満開となりました。鯉のぼりも気持ちよさそうに泳いでいます。  

いよいよ花びらが開き始めました。 「どずるす」を研究している方が来館し、本館収蔵の資料を調査していかれました。 「どずるす」とは「土摺臼（ど　する　うす）」と書き、籾を摺って玄米にする道具です。臼には木臼、石臼、土臼があり、用途に応じて使い分けています。「どずるす」は、米が潰れないように柔らかく挽けるように粘土と木で工夫して出来ています。昔の工夫は今の製粉技術にも応用されている優れた技術だそうです。

今日は強い風が吹いて寒い日ですが桜の開花は間もなくです。

昨夜の雨は春の草花に良かったですね。桜も色が濃くなり、花弁が見え始めました。

郷土資料館入り口の桜はつぼみが赤くなり始めました。

近日中にホームページを立ち上げますのでお気軽にお立ち寄りください。